2013年 今年の音楽 / 新譜:総合

最近記憶力の衰えを感じてきたので備忘録として。順不同。
Drum n Bassは量が多すぎるのでエントリを分けた。

大友良英 - あまちゃん サウンドトラック

多くのメディアで前衛の人という紹介のされ方をしていた大友良英だが、むしろ自閉することを徹底的に排していたらいつの間にか日の当たる場所に出てきた、という風情がある。
実は20年来のファンなのだが、311以降の大友さんの苦闘を思い今年は幾度となく目頭が熱くなる瞬間があった。
リリース数が多いので最後のOSTを挙げておく。


サカナクション - sakanaction

sakanaction (通常盤)

sakanaction (通常盤)

ポスト311の気分を掬い上げたアルバムとしてはかなり良い出来。


Tam Tam - Polarize

Polarize

Polarize

Dub Bandと自称するわりにReggae感の薄い不思議なバンド。前作までよりずっと良くなった。メジャーデビューが決まったら名前がTAMTAMに変わってた。


印象派 - MABATAKIしないDOLLのような私

Nietzscheも良かったのだが、超格好良いシングルのこちらを。タワレコ限定販売だったのでAmazonのリンクはなし。


My Bloody Valentine - m b v

MBV

MBV

意外なくらいクリアな音像で驚いた(24/96のWAVでの感想)。本作のリリース後、ここ数年幅を利かせていたshoegaze-tronica勢が静かになり良いことだと思った。


08001 - No Pain No Gain

No Pain No Gain

No Pain No Gain

バルセロナのバンドの復活作。メンバーが一新されておりほとんど別バンドと言っても良いかもしれない。新メンバーはGhetto Priestや元Ojos De BrujoのCarlos Sarduyなど。
このアルバム、日本では相当入手困難なので思いあまってamazon.esから購入した。スペイン語難しすぎて鼻血が出た。


V.A. - The Great Gatsby

Great Gatsby: Deluxe Edition

Great Gatsby: Deluxe Edition

Lana Del ReyのYoung and Beautifulが最高。21曲収録のDeluxe Editionの方がお買い得。


The Brand New Heavies - Forward

Forward

Forward

N'Dea Davenportの歌うSunlightがとにかく素晴らしい。
今年はいろんなところで80'sディスコに接近したサウンドを耳にしたが、Daft Punkのアレは俺は全く駄目だった。やはりBassを疎かにしてはいかんのではないだろうか。


Juan Atkins & Moritz von Oswald - Borderland

Borderland

Borderland

Nils Petter Molvær & Moritz von Oswald - 1/1

1/1

1/1

今年のOswald先生はコラボづいていた。
Juan Atkinsは4人編成になったModel 500をどうしていくんだろうとか、NPMは今のバンドそれほどうまくいっていないんじゃないかとか色々思いつつ、どちらも良品。


Los Hermanos - Descendants Of The Resistance

Descendants Of The Resistance

Descendants Of The Resistance

上記のJuan AtkinsがBerlin寄りだったので、今年買った純粋なDetroit Technoは結局これだけ。


Burial - Rival Dealer

Rival Dealer [帯解説 / 国内盤] (BRE47)

Rival Dealer [帯解説 / 国内盤] (BRE47)

今年最後に買ったCD。行くところまで行った感が強いがそれでもまだDubstepと呼べる形を保っているのが凄い。