2013年 今年の音楽 / Reissue

大きくRockとR&B/Soulに分けた。

Rock

King Crimson - The Road To Red

The Road To Red (21cd+Dvd-Audio+2blu-Ray)(Limited Edition Box Set)

The Road To Red (21cd+Dvd-Audio+2blu-Ray)(Limited Edition Box Set)

CD21枚、DVD1枚、BD2枚というクレイジーな分量(と価格)。
このリリースに合わせて久々にプログレ関係の雑誌やブログに目を通したのだが、やっぱりプログレオタクってちょっと合わないわ...
Steve Wilsonによるリマスター(というかリミックスか)シリーズも残すところ2枚。来年待ち遠しい。
しかし、何が驚いたと言って第8期クリムゾンの始動である。生きてて良かった。


Yes - Close To The Edge

Close to the Edge(CD+Blu-ray)

Close to the Edge(CD+Blu-ray)

こちらもSteve Wilsonのリミックス仕事。Amazonのレビューは絶賛の嵐。音質は確かに良い。


Killing Joke - Singles Collection 1979-2012

Singles Collection 1979-2012-Deluxe (3cd)

Singles Collection 1979-2012-Deluxe (3cd)

通常盤は2枚組、Deluxe Editionが3枚組。後者の方がコスパは高い。


Rush - Vapor Trails Remixed

Vapor Trails Remixed

Vapor Trails Remixed

2002年版のやり直し的なMix。俺はこちらの方が好み。


Nirvana - In Utero

In Utero: 20th Anniversary: Deluxe Edition

In Utero: 20th Anniversary: Deluxe Edition

Steve Albiniによる2013 mixが良い。単にトラックを整理して音圧を上げただけではないセンスの良さがある。
ボーナストラックは取りこぼしのない選曲。



R&B/Soul

まずはレーベル単位で。

Salsoul Records

AURRA +4

AURRA +4

SEND YOUR LOVE +2

SEND YOUR LOVE +2

A LITTLE LOVE +5

A LITTLE LOVE +5

LIVE AND LET LIVE +5

LIVE AND LET LIVE +5

CIVIL ATTACK +1

CIVIL ATTACK +1

I'VE BEEN WATCHING YOU

I'VE BEEN WATCHING YOU

昨年から引き続きでのリリース。主要なアルバムはこれまでもCD化されているのだが、今回とにかく音が良くなっているので買い。
Aurraの4作、Civil Attackあたりは再購入。Jakky Boyは初CD化ではないだろうか。

Tabu Records

イノセント+5

イノセント+5

サンズ・オブ・タイム+4

サンズ・オブ・タイム+4

ハイ・プライオリティ+4

ハイ・プライオリティ+4

TabuのReissueがようやく今年から始まった。Tabuはこれまで権利関係が整理できていなかったらしく、下手すると80年代に一度CD化されただけみたいな作品も多かったのだが、ようやくという感じ。だったのだが...
現在TabuのReissueは、UKのDemon Music Groupと日本のUltra Vybe/Solidそれぞれで別々に行われている。が、よほどの理由がない限りDemon Music Groupからのリリースは買ってはいけない
パッケージは豪華だが音質は最悪。ボーナストラックとして収録されているシングル類が盤起こしっぽいのは仕方がないとしても、本編もオリジナルのマスターテープからリマスターしているとは考えにくい(オリジナルリリース時にUKに渡った子マスターを使っていると思われる節がある)。しかも無駄に音圧を上げようとして曲によっては音割れが発生している始末である。
頭を抱えて泣いていたのだが、7月からUltra Vybe/Solidからのリリースが始まり悩みは解消された。こちらは全く別のリマスターではるかに高音質。ボーナストラックの収録数が少なめである点は大したことではないのだが、ライナーのクレジットミスがえらく多いのが難点といえば難点。ちなみにUltra Vybeは前述のSalsoulリイシューも手がけており信頼がおける。ただ、サイトの更新がしばらく止まっていてちょっと不安。

ここからは個別に。

Shalamar - Friends (1982)

Friends: 2CD Deluxe Editiony

Friends: 2CD Deluxe Editiony

ボーナストラック満載の2枚組として再発。4月に買ったときは結構高かったのだが今Amazon見たら随分値下がりしてるなあ...


Gladys Knight & The Pips - Visions (1983)

Visions

Visions

これまたボーナストラック満載の2枚組。オリジナルは10曲のアルバムなのにボーナストラックが23曲あるというのも凄い気がする。1983年作。


Aurra - Satisfaction (1984)

Satisfaction

Satisfaction

1984年に制作されてお蔵入りしたAurraの未発表アルバム。いざ買ったらメンバーはMark Stevens(Chaka Khanの弟)とSheila Washington(Steve Washingtonの当時のカミさん)の二人組だった。ついCurt JonesとStarleana Youngのコンビだとばかり思っていたのだが。
主にSheila Washingtonがリードを取っていることから前年のCivil Attackによく似ており、うーむこれは俺の知っているAurraじゃないな...
しかしこのガチガチのハードなFunkアルバムをQuincy JonesのQWESTレーベルに売り込んだ当時のSteve Washingtonの根性はすごい。そりゃお蔵入りしますわなあ。


The Maleman - Express Male (1984)

Express Male

Express Male

こちらも1984作。元CameoのAnthony Lockettプロデュース作初CD化。


Process and The Doo Rags - Too Sharp (1985)

Too Sharp

Too Sharp

全盛期のRick Jamesが送り出したボーカルグループ。前半のFunk、後半のdoo-wopと聴き応えあり。


Kool & The Gang - Something Special (1981)

Something Special: Expanded Edition

Something Special: Expanded Edition

Kool & The Gangはこれまでも単発でのリイシューは何度かあったものの、全盛期とその前後をカバーしたリイシューが秋頃から始まっている。来年にかけてまだリリースが続くようだが、これまで未聴だったそれほど有名ではないアルバムでも実際聞いてみると良い曲が並んでいて嬉しい。Deodatoプロデュース期のアルバム群を代表して1981年作のこちら。


One Way featuring Al Hudson (1980)

ONE WAY FEATURING AL HUDSON

ONE WAY FEATURING AL HUDSON

Happy Feet

Happy Feet

One Wayも地味にリイシューが進んでおり、前身のAl Hudson & The Partnersや関係のあったOliver Cheathamのソロまでリイシューされたのには驚いた。